松庵について

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松庵は約120年前に建てられた京の町家を本来の厨子二階(つしにかい)と呼ばれる町家に復元致しました。二条城の北側に位置し、京都御所へも徒歩でお出かけ頂けます。 年々、減少している京の町家は京都の文化的遺産であり、その保存継承が近年になってやっと多くの人に認識されるようになってまいりました。
外観は一階が出格子、二階は虫籠窓があり、通り庭の上は火袋となっております。 宿として改装を行った事により、はしり(流し台)、おくどさん(かまど)などがあった昔ながらの台所は無くなりましたが、一階奥の間には板の間を挟んで、昔ながらの坪庭がございます。 そこにはお泊り頂いた方々に、宿の中でも季節を感じて頂けるようにと、梅や山茶花、紫陽花などの木々を植えております。 京都の旅のひと時を、ゆったりとした時間と共に片泊り宿「松庵」でお過ごし下さい。